雄大な犀川沿いの路地裏に佇む小宿
当旅館は犀川大橋を渡った先の「にし茶屋街」に行く手前の住宅街にあります。金沢の地元の人達の生活を感じながら金沢の街を体験するのに便利な場所です。直ぐ近くに「神明宮」という神社があり、境内には「神明の大けやき」という樹齢約1000年を超えると言われる金沢市指定保存樹第1号の大ケヤキがあり、県内で最も大きなケヤキです。パワースポットとしても人気があります。
片町~にし茶屋街のミシュラン★付店
金沢と言えば兼六園・ひがし茶屋街・近江町市場が有名で、特に初めての観光客が多くつめかけるエリアですが、犀川周辺は比較的落ち着いたエリアで旅慣れた観光客や純粋に街並みや食事を楽しむ目的で金沢に来る観光客に人気のエリアです。特に食事については、2016年5月に発表されたミシュランガイド「富山・石川(金沢)」では、金沢市内で24店に星が付きましたが、その中の13店が片町~にし茶屋街の犀川を挟んだエリアに集中しています。
「食べログ」より。総合ランキング3.5以上のお店
犀川と河岸段丘の景観、ゆっくり流れる時間
雄大で水量の豊かな犀川は男川とも呼ばれ、水量の少ない浅野川の女川と比較して男らしいイメージがあります。川幅も広く開放的で、整備された川沿いの遊歩道でジョギングを楽しんだり、川面をぼんやりと眺めたりして過ごすことができます。また、犀川河岸段丘が作り出す崖や緑地帯の景観もすばらしいものがあります。
寺町の寺院群でお気に入りのお寺を
犀川の河岸段丘の台地上に約70もの寺社が建ち並ぶ「寺町」というエリアがあります。歴史を感じる独特の風情ある雰囲気が残っており、最近では忍者寺として有名な妙立寺も多くの外国人観光客で賑わっています。自分の感性に合うお気に入りの寺社を探してみるのも一興です。
出典:金沢市観光協会
金沢の「山の手」で坂と眺望を楽しむ
犀川が一望できる河岸段丘の「ヘリ」は金沢の古くからの高級住宅街です。料亭や旅館、寺社が多くを占めています。小さな石段の坂もいくつかあり、そこから市内を一望することができます。あまり観光客が来るところではありませんが、自分だけの旅行の思い出の1枚を撮るには格好の場所です。
辻家庭園
辻家庭園は犀川が一望できる河岸段丘の最も典型的な場所です。天気が良ければ素晴らしい眺望と開放感を味わうことができオススメのスポットです。高低差を利用した庭園の広さは6,600㎡もあり、敷地内には高さ5.5mの滝もあります。辻家庭園は、加賀藩家老の一族・横山隆興が、現在の紙幣価値で約40億円の巨費を投じて造られた別荘兼迎賓館で明治後期から大正初期にかけて造られました。拝観日時には制限があり、夏季(3/1-10/15) 11:00-17:00、冬季(10/16-2月末) 11:00-18:00で土日祝日は結婚式等で貸し切られている場合もありますので、事前にお問い合わせ下さい。定休日は火曜日・水曜日になります。見学のみは500円、お茶セット付が1000円です。詳しくはこちらへ。